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パズル問題自動生成時代 -- 概論

まえがき

まだ何を書くか、明確に決まっている訳ではない。書きながら、次第にまとまったものにしていこうと思っている。

はっきりしていることは、現状、とくに日本についてだが、パズルの問題は手作りが一般的である。

パズルを解くためにコンピュータの利用はよくあった。問題を手作りした人達でさえ、問題の正当性の確認のためにコンピュータを使うことは多かった。

コンピュータの性能はどんどん向上し、今ではパズル本1冊の問題を1杪で解いてしまうのは当たり前だ。もう、パズルを解くくらいでは、コンピュータは性能を持て余す。

パズルの問題を作るのにコンピュータの利用を考えるのは当然の成り行きだ。すでに、日本だけでなく、世界中で多くの人がパズル問題の自動生成に取り組んだ。何とか、ルールに従った問題くらいは作れるようになったようだが、遊んで楽しいような問題を作れるものの開発はほとんど聞かない。

パズルの問題を解くのと、問題を作るのは、雲泥の差がある。本を読むのと、本を書くのとの差くらいある。確かに、人々が楽しいとか美しいとか思うくらいの問題を作ろうと思ったら、様々な知識や経験が必要だろう。

本書は、果敢にも、あるいは無謀にも、パズルの作り方、それもプログラムで自動生成するための考え方を伝えようとしている。

こういう意図で書き始めるが、最終的にできあがったものが、その意図に沿っているかどうかはまだ不明だ。そもそも、まえがきというものは、本文を書き終ってから書くのが普通だ。そういうこともあり、これは、「まえがき その1」ということにしておく。

2006年12月18日

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